言葉を止めた俺を、ケンちゃんはサングラス越しにじっと見つめて、
「君の履歴書を見せてもらった。飾り気の無い素晴らしい履歴書だ。中でも、志望動機の、ぼちぼち家賃が払えなくなるから、というのは俺の心の琴線に触れたよ」
と、組んだ両手に顎を乗せながら言った。
「・・・わかっていただけましたか?」
「ああ。正直こんな事は言いたくないが、採用だ」
「え?あっ・・・ありがとうございます!」
「君の履歴書を見せてもらった。飾り気の無い素晴らしい履歴書だ。中でも、志望動機の、ぼちぼち家賃が払えなくなるから、というのは俺の心の琴線に触れたよ」
と、組んだ両手に顎を乗せながら言った。
「・・・わかっていただけましたか?」
「ああ。正直こんな事は言いたくないが、採用だ」
「え?あっ・・・ありがとうございます!」