実と百合子は目を閉じてもう一度キスをした。

『二人目‥意外とすぐできそうね。』

笑いながら言う百合子を抱きしめながら実は目をつぶった。


このまま幸せが続くに決まってる。

百合子に何かあるなんてあるわけがない。

そんなことテレビの中の話しだ。

俺達には関係のない話しだ。

ストーカーだの嫌がらせだの

いつもテレビの中の他人の話し。

俺達には関係ない‥‥。