「可愛かったよ!!可愛かった!ただ…泣くほどは好きじゃ…なかっ…たかも…」


「だろ?」


…は?


「あんな女より、俺の方がよっぽどいい男だと思うよ」


「おまえがいい男だろうとなかろうと関係ないだろっ」


「あるだろ?俺がいい男だから、おまえは女に目をそらす、俺に気持ちが傾いてるから最悪な別れ方だろうとダメージが少ない」


「んなわけあるかっ」


「俺に恋人ができたらおまえどうする?」