―――――――――― ―――― 『できた…。』 時計を見ると日付は変わって1時間。 書き始めたのは7時あたりだったはず。 そして部屋は見渡す限りぐちゃぐちゃに散乱した丸められた紙。 私…夜ご飯も忘れてたんだ…。 『お風呂も入んなきゃ。』 あ、今なんか楽しい…。 なんて思えたの始めてかも。 なんだか、もっと書きたい。 書きたい。 ――――――始まりの歌詞は、 なぜかあいつが頭にいて仕方なかった。