「ただいま〜」


「あっ!おかえり〜」


はるがエプソン姿で出て来た


はると一緒に甘いチョコレートのニオイがする


「チョコレート出来た?」


「うん!見てみて!」


はるは私の手を引いてキッチンへ連れて行く


嬉しそうなはるを見て、恋って楽しいモノで、ツライんじゃないんだと気付かされた


「今から冷やそうと思ってたの!どう?美味しそう?」


お皿の上に整頓されて並んでいるチョコレート