高3という1年間はあっという間に過ぎ、私が先生を好きになって、二回目のバレンタインデーがやって来た


「真琳、今年のバレンタインデーは何か予定は?」


「ん?何もないよ?」


「そっか…真琳、チョコ…あげないの?」


はるが心配そうに覗き込む


「チョコ?あげる相手がおりません!(笑)」


「先生には?あげないの?」


やっぱりはるにはバレてるのかな?私の気持ち


「ん?あげないよ?先生、甘いの苦手って言ってたし」