「オレは富永 武(トミナガ タケシ)だ。ニックネームはタケちゃんだ!今日からA組の担任になる。一年間よろしくな」
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「よし、じゃあこれから第1体育館へ行くから廊下でろよ〜」
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聖海学園の入学式は保護者が参加できないため、在校生全員でやるみたい。
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「入学式の前に今年の生徒会役員を発表させていただきます」
「生徒会役員?この時期に?」
「聖海学園はちょっと特殊で毎年4月に役員を発表するのよ」
「その決め方にはビックリだよね〜」
「決め方?どうやって決めるの?」
「家柄・資産・成績・素行とかすべてを総合して上位6名が生徒会役員になるの」
「へ〜。でもあたし達には関係ないよね?」
「何いってるの?総合してみるんだから1年生も関係あるわよ」
「え!そうなの!?」
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「副生徒会長は…1年 天音 華恋さん」
名前を呼ばれると同時にあたしにスポットライトがあたった。
「へ!?」
「すごい!華恋!生徒会役員に選ばれたんよ!」
「ほら!早く前に行かないと!」
「え!?あ、うん」
ステージにむかっていると一人の女の子に睨まれた。
あたし何かしたかなぁ…?
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「そして、生徒会長は…1年 皇后智 圭くん」
「あっ!あの人…」
ニヤッと妖しく笑った
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「これから入学式を始めます」