でも・・。なかなか遊園地なんか行かない優から「行こう」って言ってくれた時は
嬉しかったなぁ!!  優の意外な一面発見☆☆

   そう思っていると・・・。
「ぉい゛。何1人でニヤケてんだよ。」優が後ろにいて、券をヒラヒラさせて、立っている。   「んなッ!!ニヤケてませんぅ~~!!真面目な顔をしてたんですッ!!」
     「ッフ。じゃぁ、梨衣の真面目な顔は、あのキモイ顔なんだな。わかった。」
  
  りぃの反抗も虚しくかわされて、ドンドン先に進んで行く優。
「まっ・・待ってよぉ!!」急いでその後を追いかける。


ハァハァ。   人が多すぎて、すぐに見失ってしまう。
       優に置いて行かれた寂しさと、このまま戻って来なかったら・・。

って言う不安が込み上げて来て・・・・。

   「フゥッエェ・・・。ッ。ゆぅぅ・・・。」  その場に座り込んで、泣いてしまった。   だって、優はスッゴイ顔整ってるし、スタイルいいし、今の高校とか、他校でも、モテてるから・・。逆ナンとか・・・・。

   自分で思って、さらに泣けてくる。

  「ッグス。」   「オイッ。こんなトコで座ってたら、迷惑だろ(呆)」

  目の前に居たのは、優。「だってぇ・・・。」ビックリして、涙も止まる。
「ったく。遊園地に来てまで、泣く??普通。」

   呆れたように、でも、優しく微笑んでりぃを見つめる優。

周りの人達は、「キャァ!!ラブラブだよ!!」とか、「あの男カッコイイ!!」とか、
   「あの女の子、超可愛いじゃんッ!!」とか、言ってる。