「ゆぅわ、りぃの事大好き??」相変わらずの上目で俺の聞く梨衣。
ッ。俺が、素直に言う訳無いのになぁ。

「ぁ??なんでそうなんだよ。」焦らしてそう言う。
   たった今さっき止まった梨衣の涙は、また溢れ出す。
「ぅぅッ・・・・。ゆぅのバカァ。りぃわこんなに好きなのにぃ・・・。」
    そう言って・・・・・・・・・。
        「チュッ!!」

部屋にリップ音が響いた。    俺はビックリして目を開けたまんま。
    そう。梨衣がキスをして来たんだ。

 「バカはどっちだよ。こんな事しなくても・・・・。俺は梨衣一筋だよ。(ニッコリ)」        久し振りにやった王子様スマイル。
   前に梨衣が「カッコイイ」って言った笑い方。

「ッ/////。それわ反則だよぉ////。」俯いて答える梨衣。
    「何が??」分かってて聞いた俺。
「意地悪ゆぅ。」ボソッと言ったつもりの梨衣の声はおもいっきり俺の耳に届く。

   「おい。      さっきから、意地悪とかバカとか・・。
俺にそんな口聞いていいと思ってる訳??」口の端を上げて、ニッと笑う。


  「えぇ??ゴッ!!ゴメン    ね??」どんどん赤くなる梨衣の顔。
「何で疑問系なんだよ。」フッと笑って、キスをする。


   いつも、恥ずかしくて言わねぇけど      相当、梨衣にハマッてる。