何回言っても聞いてくれないんだ。私が着替えてようが、風呂上がりだろうが、お構いなしに部屋に突然入ってくるのは、
超に超がつくほど無神経なうちのお兄ちゃん。
たまに、わざとじゃないかと思うけど…本人そんな深く考えるタイプじゃないから、素なんだと…思う。
「お兄ちゃんっ!?もおぉっ」
「さぁや~。おっ、今日も綺麗だな」
もー…。
お兄ちゃんがこう言う時は、絶対裏がある。
「何なの、お金?」
「ハハ、まさか。さすがに妹にせびるわけにはいかねーし。な、明日の夕方出かけてくんない?」
「ふ~ん。何時まで?」
「いや、いつまででもいーけど。なんなら友達んち泊まってくるか?」
「やだよ~。もうっ、何で私が…」
「悪いな。でもこれもお前の安全の為…」
「ハイハイ、わかったよ。誰が来るの?」
「いつものヤツら」
そう言って、お兄ちゃんは笑う。
超に超がつくほど無神経なうちのお兄ちゃん。
たまに、わざとじゃないかと思うけど…本人そんな深く考えるタイプじゃないから、素なんだと…思う。
「お兄ちゃんっ!?もおぉっ」
「さぁや~。おっ、今日も綺麗だな」
もー…。
お兄ちゃんがこう言う時は、絶対裏がある。
「何なの、お金?」
「ハハ、まさか。さすがに妹にせびるわけにはいかねーし。な、明日の夕方出かけてくんない?」
「ふ~ん。何時まで?」
「いや、いつまででもいーけど。なんなら友達んち泊まってくるか?」
「やだよ~。もうっ、何で私が…」
「悪いな。でもこれもお前の安全の為…」
「ハイハイ、わかったよ。誰が来るの?」
「いつものヤツら」
そう言って、お兄ちゃんは笑う。