いつでも行く時は
カレにデンワをして
いるのを確認してから遊びに行く。


ピンポンを押して
カレがカギをあけてくれるのを
外で待ってた。


カレは言った。
「いいんだよ・・ほんとに・・」


ワタシのキーケースについている
カレの部屋のカギは
とてもとても
重みのあるもので
カレのキモチが
いっぱいつまってた。


そのキーケースを
手にするだけで
何だか涙がこぼれそうなほど
ワタシうれしかったのに・・・・