だんだん顔が暑くなってきた。
ファンデ沢山塗ったからばれないと思うけど。
「知ってるの??ぢゃあ俺の名前いってみ??」
大河がにやりと笑う。
意味がわからない。
「荒木大河だろ??」
「そう!!正解!!てか口悪いなあー。
あ、シンちょんわ特別虎ちゃんて呼んでいいから笑」
特別って笑
「ふーん。呼ぶ機会あったらねー。」
「冷た!!!!なに!?シンちゃんS!?あー俺もSなんだよなああー」
勝手に話し進めるなよ。
つか周りの視線うざい。
「何々〜!?二人ともラブラブぢゃん★!何の話ししてるのー?」
サリナがよってきた。
「んだよ。邪魔すんな。」
ちっと舌打ちをして大河が立ち上がる。
男子のグループに戻ってしまった。
態度かわりすぎだよ。
「はあ〜!?あいつウザー!!まあいつものことだけどね。」
サリナが私の前の席に座って言った。