“永遠”なんてありえなかった。
万の兵を引き連れ、
その平和を脅かす者が現れたのでした。
「だれ…?」
アリスは目を見張り、つぶやいた。
そんな…
そんなすばらしい王国に、
なんで…?
小鳥は微笑み、また話し始めた。
その女は、
手始めに小鳥の声を奪った。
そして二度と歌えないようにしたのだった。
木々には花をつけることさえ禁じ、
木の実は奪っていった。
命令に背く者は連れて行かれた。
そして…
ついには子供達さえ奪った。
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