孝ちゃんの横の主となった私を

また、奴が睨んでいる。


その睨み方は、
憎悪という強い気持ちではない睨みで

私がする行動を
叱りつけるような
批判の目が
つまり、睨むようになっていると思う。



奴の一歩前を
孝ちゃん達群れと歩いた。



その後ろを歩く奴。