母ちゃんの顔は、もう絶望していた。

何よりもアオタンがひどく腫れている。

そして心に決めたのか、緑色の紙をオヤジに差し出した。





母ちゃん…。








保はしっかりと見届けようと、無理矢理起き上がった。