「なっ!違うょ////さっき手ぇ踏まれたの」

わざと手をさすって睨む。

「だからさっき謝っただろ?」
「はいはい。仲いいのはわかったから、早く教室行こ」

初音は手をひらひらしながら歩き出した。

「。。。。手!」
「あ、ごめん」

私は赤くなった顔を隠すように、俯いて初音の跡を追いかけた。