「いったぁぁ~!」




「あ、莉沙!大丈夫!!!?」







「大丈夫、大丈夫」








「おい!桃山(莉沙)大丈夫か!!!?」


担任の戸辺先生まで…




「大丈夫だって~」





そう。あたしは体育館入口の
段差につまずいてしまった





「大口(江梨子)!桃山を保健室に連れてってくれ。」





「あ、はい!」









「先生、あたし1人で行けるよ。江梨子…大丈夫。」





「え…、いいよ。一緒に…」




「大丈夫。」




そう言ってあたしはみんなの視線が痛い中、速足で体育館を出た。