翌朝、
沙鵺は勝負を
忘れていなかったらしく、
沙鵺のボードを
無理矢理渡され、
俺のボードを
奪われてしまった。
今日は日曜日。
何も言わなくても
お互い朝から晩まで
サーフィンする気だった。
沙鵺はもちろん
さっきから
漂流してばっかだ。
何度見ても
面白い。
「ちょっと!弥月も見てないでやりなさいよ!」
自分の漂流姿が
恥ずかしいのか、
真っ赤になって
こちらへ怒鳴っている。
笑いをこらえながら
沙鵺のボードに
乗ろうと
試みてみる。
バシャ…
前ほどでは
ないものの、
思い切り落ちる。
本当に難しい。
「弥月ー!頑張れー!」
笑いながら
弥月に声をかける。
ボードにも
乗れないなんて
凄い面白い。
それに
必死な弥月の顔、
凄く好き。
何度も
見入ってしまう。
そのうち
少し諦め始めたのか、
ボードに
乗る練習ではなく、
ボードから
落ちる練習をし始めた。
ボードから
落ちる瞬間に
前方宙返りや、
バク転などしている。
「弥月ー!何やってんの?!」
遠くの浅瀬で
俺に向かって
手を振っている。
こっちに来いと
手で合図する。
ザブ…
俺のボードを
捨てて
こちらに平泳ぎで
向かってきた。
泳ぎもうまい。
沙鵺は勝負を
忘れていなかったらしく、
沙鵺のボードを
無理矢理渡され、
俺のボードを
奪われてしまった。
今日は日曜日。
何も言わなくても
お互い朝から晩まで
サーフィンする気だった。
沙鵺はもちろん
さっきから
漂流してばっかだ。
何度見ても
面白い。
「ちょっと!弥月も見てないでやりなさいよ!」
自分の漂流姿が
恥ずかしいのか、
真っ赤になって
こちらへ怒鳴っている。
笑いをこらえながら
沙鵺のボードに
乗ろうと
試みてみる。
バシャ…
前ほどでは
ないものの、
思い切り落ちる。
本当に難しい。
「弥月ー!頑張れー!」
笑いながら
弥月に声をかける。
ボードにも
乗れないなんて
凄い面白い。
それに
必死な弥月の顔、
凄く好き。
何度も
見入ってしまう。
そのうち
少し諦め始めたのか、
ボードに
乗る練習ではなく、
ボードから
落ちる練習をし始めた。
ボードから
落ちる瞬間に
前方宙返りや、
バク転などしている。
「弥月ー!何やってんの?!」
遠くの浅瀬で
俺に向かって
手を振っている。
こっちに来いと
手で合図する。
ザブ…
俺のボードを
捨てて
こちらに平泳ぎで
向かってきた。
泳ぎもうまい。