「つ、つまり。なんていうか…。」

「つまり?!」


私の一言に
弥月以外の
四人の視線が
鋭く刺さる。


「と、友達の最上級というか…。」


お。
私ったら!

うまいこと
言ったんじゃない?!


「友達の…最上級…。」

「友達…。」

「最上級?!」


みんなそれぞれに
考え込んでしまった。

弥月の方を
ちらりと
見てみると、


本当に、

本当に少しだけ

笑っているように
見えた。


弥月。
この表現どうよ?

そう聞いてみよう
と思った。


その時、

心に
不安がよぎった。


こんな風に
感じているのは
私だけ?

弥月は私を
どんな風に
感じているの?

弥月にとって
私って特別?


弥月…。

私はあなたから
これからずっと
離れる気は無いよ。


でも弥月は?


私の事、
どんな風に
感じているの?


怖い。

聞くのが
凄く怖い。

けど、

聞きたい。


弥月。

弥月。

弥月。








答えて…!!