ゆうsaid___________________________________







「…」








俺はひなの足音が消えた後も


その場から動けずにいた







『ゆうくーーーん』







なんて後ろから叫ぶひなはいない






…正直女と付き合うなんてめんどくさいことだって思ってた


かわい子ぶってみんなに自慢して


そうゆうの、正直うざいと思っていた








『好きです。彼女にしてください』




『…いらない』






一回断ったら二度と来ない


俺を好きなんじゃなくて


自慢したいだけだろう?





でも…ひなは違った