ゆうsaid_______________________________






「ダッ」







俺がいるほうと反対側のドアから


ひなが走っていくのが見えた






「ひな!?」






どんどんどんどん背中が小さくなっていく








「…待てよ!!」






俺は他の人がまわりにいることなんて気にしないで


とにかく大声で呼んだ







…あ


こんな気持ち?








「…ひな!」