12時……部屋に戻る。



愛海はいなかった。
当たり前か………。



謝るか。
俺は勇気をだして、愛海の部屋をたずねた。



コンコン……
「愛海?」



返事はない。
寝てるのか………?



ブー…ブー…ブー…
「………ぁ、メール」



相手は山田だった。
内容は、愛海がナナちゃんの家に泊まるという事。



やっぱ…
怒ってるんだよな。



俺ばかじゃねーの。



愛海がなにをしても信じるってきめただろ…。



愛海をなかせないって…笑わせるって決めただろ。