「かわい~」



あたしは今水着を選んでおります…はい。



「愛海、これ」
蓮が差し出した水着。



うん、無理。
あたしはそんな水着を着れるほど、スタイルよくないよ…



「モデルの彼女、だろ?」
「いや~」



モデルなのは彼氏だけで…
彼女は一般人なんだよ?



こんな露出度高い水着なんて着れません。



「何、着ないの」
いや、疑問文には“?”をつけていただきたいです。



「いや、無理ですよ」
「大丈夫。愛海は胸がちっさいだけだから…細いし」



え………“だけ¨って。
それが一番ショック…



「モデルのRenが言うんだぞ。絶対似合う」



そんなにカッコいい顔されたら頷くしかないよ~!!!!



「いい子♪」
優しく頭を撫でてくれた。



あ~
ダメだっ!!!!



あたし絶対顔赤い。



そんなこんなであたし達のデート(?)は終了した。