すっかり暗くなった夜道を

手を繋いで歩いた









二人とも黙ったままで…





それは単に恥ずかしいからだけじゃなかった







少し落ち着いて



冷静になってから



突き当たるもの












想いが通じ合っても



変わることのない現実












すぐにやってくる…







…………別れ













あたし達…



遠距離恋愛ができるほど



月日を重ねて来ていない






どんなに好きでも



距離は



時間は………












こう思っちゃうのはあたしだけ?





本気で好きだったら大丈夫なんて





本当なの…?












佐藤さんは…



今何を考えてるんだろう……