ただ笑っただけなのに、私の心臓は忙しそうに働きだした・・



あっそういえばケガ・・・・



すっかり忘れてた~



「そんなことより、ケガ大丈夫ですか??」



私は急いで聞いた。



「あ・・・忘れった」



相手も同じ気持ちでうれしかった。



早くしないと血が・・・・



そーだ!!!!!



買ってきて、私が手当てすればいいんだ!!!



「ちょっと、待っててください!!」



私は急いで近くにあった薬局に駆け込んでばんそうこうと消毒液と包帯を買った。



『ありがとうございました』



そんな店員さんの声も私の耳には届かない



道に迷いそうになりながらも、無事に着いた。



男の子達は、ちゃんと待っててくれた。



「おまたせしました!!」