私が急いで駆け寄ると、男の子たちは怖い顔をしていた。



話しかけないほうがよかったのかな・・・



「あの~ケガ大丈夫ですか?」



どうやら大丈夫みたい。



救急車を呼ぼうとした私は、バカだった・・・



「あんた、誰?」



あっそういえば名前言ってなかったような・・・。



「天野姫華です。趣味は料理です!!」



「趣味まできいてないから・・・」



ふと、男の子が笑った