姫華と言う女の子は、何かを思い出したように質問してきた。



「そんなことより、ケガ大丈夫ですか??」



「あー忘れった・・・・。」



「ちょっと、待っててください・・・・。」



そうオレ達に伝えると姫華はどこかに消えた・・・。



「ちょっとオレの存在忘れてない?」




桐也が不満げに話かけてきた。



「あっ、ごめん・・。」



「それにしても、あの仔天使みたいだったな」



「あぁぁ・・。」



オレは、姫華の話題が出てドキッとした。



なんか、変な気持ち・・・・。



そう思ってると・・・



「おまたせしました!!」



走ってきたのか、息をハァハァしながら話かけてきた。



姫華は、右手にビニール袋をもって話かけてきた。



「しみるけど、がまんしてください」



ビニール袋から出したのは、消毒液とかわいいばんそうこだった。