「オレの名前は、咲島桐也って言いま~すっ!ちなみにみんなのアイドル的な存在で~っす!!」



この人・・・・自分で言ってるよ・・・


でも、楽しそうな人だな・・・



「お話は、終わったか?よし天野の席は・・・1番後の窓側だ!」



「わかりました!」



私はそう返事をして席に付いた。



あたりを見回していると、隣の人がいないことに気づいた。



「だれだろぅ・・・」



ぼ~っとしながら考えていると



いきなり前の女の子がいきなり話しかけてきた。


「こんにちは!私は中村美希〈ナカムラミキ〉姫華ちゃんでいい??」



「ちゃん付けしなくていいよ?えっと~~美希ちゃんって言っていい?」



「ちゃん付けしなくてもいいよ!姫華!!」



「ありがと!美希!」


初対面なのに、昔からの友達みたいな感じがした



「ごめんね。びっくりしたでしょ?うるさくて笑」



笑いながら話しかける美希に私を笑顔で答えた。



「ぜんぜん!はじめはびっくりしたけど、みんな優しそうで安心した!」



美希の顔を見たら少し赤かった



「どうしたの?熱でもある?」



私が美希の顔を除くように見るともっと赤くした。