「もうなによぉ・・・王子だと思ったのに・・・なにあのメガネっ!!絶対真面目だよ!てゆーかなんで真面目っぽい人が遅刻ギリギリなの!?しかも名前、笹川って・・・アタシと苗字カブってるし・・・」 春乃はたまたまぶつかった時、笹川の名札を見ていた。 「しかもアタシと一緒の学校だ・・・制服一緒だったから・・・・・ってか流石にもうヤバい!急ごっ!」 春乃のいる場所は中学校からもうすぐそこだったので春乃は全力疾走した。