俺は千佳をずっと避けて来た。


千佳に会うと言い訳してしまいそうだから。


千佳に会うのが怖い。


それじゃ駄目なんだ。


俺は真子に教えられた。


真子が一緒なら怖いものなんかない。


真子に背中を押され千佳のマンションへ急いだ。


千佳に俺の気持ちを話そう。


俺がどれだけ真子を必要としているか。


千佳の事傷つけて、ごめん。


千佳の気持ち知りながら俺は酷い事をした。


千佳が許してくれなくてもいい、俺は心の底から謝りたい。


そして、千佳にも幸せになって貰いたいんだ。


「銀ちゃん、覚悟決めた。千佳さんに会いに行くよ。」


真子が俺の手を掴んで歩き出した。


真子が一緒なら大丈夫。


真子、ありがとう。


そして、ごめん。


真子がいないと俺は何も出来そうもない。


こうして、又真子出会えた事に感謝。


真子と二人で前に進む為に、俺は覚悟を決めた。