この際、銀ちゃんを諦めて下さい。


遊びだか、何だか知らないけど、大人なんだから。


「今も銀平が忘れられない。旦那と別れて、」


「マナそれは無理だって、おまえにはあんな可愛い娘がいるんだから、泣かせたりするな。梨華のいい母親になれよ。」


マナさんは本当に銀ちゃんが、好きだったんだね。


本気だったなら、許せるかも。


本当はやだけど。


「銀平はモテるから周りの女がほって置かない。この先一杯泣かされるから、覚悟しときな。嫌ならせっせと逃げ出すことだね。」


逃げ出す。


それはどうかな、銀ちゃん次第です。


恋愛不足で、分からない事が多いし。


不安しかない。


「いい加減しろよ。真子は俺の運命の女だから、どんなに嫌がっても一生離さない。」


周りのみんなからヤジが飛ぶ。


私も同じ気持ちだから、この先何が起きても、銀ちゃんから逃げるつもりはないけど。


不安も多いから、この先迄は考えられなかった。


本当に、銀ちゃんしだいです。


ずっと一緒にいたいと思う気持ちと、不安が半々。