銀ちゃんに服も靴もバックもいらないと言ったのに、沢山買ってくれた。


手に持ちきれない荷物をマサさんを呼び、取りに来て貰う。

お昼にお寿司が食べたいと言うと、回る寿司でなく超高級寿司店に入った。


こんな高級店でなくてもいいのに。


「銀ちゃん、高いよ。」


「心配しなくていい、ここは俺の友達の店だから安心して食べていいから。」


そうなんだ、良かったよ。


「マサさんも一緒に駄目かな。」


上目遣いでお願いしてみると。


呆れた顔をしたけど。


「真子には負けるよ。マサを呼ぶけど、マサに惚れたりしてないだろうな。」


何をバカなこと言ってるの。


私は銀ちゃんにしか興味ないし、好きにならない。


「銀ちゃんのバカ!」


頭にきた。


「真子は可愛い過ぎるから、上目遣いは俺限定だからな。」


私には銀ちゃんしか見えてないのに。


この先もずっとだよ。


他の誰かを好きになるだなんて、永遠にないと言い切れるし、仮に銀ちゃんが浮気をして、私から気持ちがはなれたとしても、好きでいる自信はあるつもり。


実際、銀ちゃんが浮気をしたとする、止めた、今からそんなこんな事考えてどうするのよ。


バカみたい。