銀ちゃんはいつもやり過ぎ。


限度を知らないから困る。


「何をびびってんの。」


私は銀ちゃんにしがみついた。



「ほら、大丈夫だろ。」


「銀ちゃんのバカ、怖かったよぉ。」


涙が枯れてしまいそう。


「俺たちは大丈夫だ。これからも二人で頑張って行こうな。それにしても寒い、腹減ったな帰るか。」


銀ちゃんは何を言いたかったのだろうか。


人生をブランコに例えて。


良く分からないけど、まぁいいか。


私は最強で最高の女なんだから、どんな事にも負けたりない。


「銀ちゃんお寿司食べたい、龍人さんのお店にいこ。」


「了解、真子行くぞ!」


「銀ちゃん下ろして。」


「駄目、下ろすと、真子逃げ出すからな。」


私は逃げるのだけ得意だから、銀ちゃんは何処までも追いかけて来てね。


二人は永遠に一緒。







完。