私の好きなのは銀ちゃん。
銀ちゃん以外を好きにはなれない。
マサさんの事が気になって仕方ないのも確か。
私はどうしたいの。
マサさんの事は考えないようにしてるのに、何故か視線の先にマサさんが必ずいて。
その事を銀ちゃんに気付かれないように、必死。
まるで浮気でもしてるような気分。
このままでいると、銀ちゃんと気まずくなりそうだから、母さんに会って話を聞いて貰う事にした。
実家に帰る事を銀ちゃんは渋々承諾。
高校に鉄二さんに迎えに来て貰い、そのまま実家に帰った。
「組長と喧嘩したのか?」
喧嘩はしてないと思う。
「喧嘩はしてないけど、今にもそうなりそうな感じ。私が悪いんだけどね。」
どう話していいのか、分からない。
「真子は組長だけを見てりゃいいんだよ。余分な事考えるからおかしくなるんだ。」
父さんはみんな分かってるみたい。
私の気持ちが揺らいでるのが、きっと分かってる。
マサさんを好きになったとかではなくて、マサさんと話がしたいだけで。
マサさんの針積めた思いを楽にしてあげたかった。
銀ちゃん以外を好きにはなれない。
マサさんの事が気になって仕方ないのも確か。
私はどうしたいの。
マサさんの事は考えないようにしてるのに、何故か視線の先にマサさんが必ずいて。
その事を銀ちゃんに気付かれないように、必死。
まるで浮気でもしてるような気分。
このままでいると、銀ちゃんと気まずくなりそうだから、母さんに会って話を聞いて貰う事にした。
実家に帰る事を銀ちゃんは渋々承諾。
高校に鉄二さんに迎えに来て貰い、そのまま実家に帰った。
「組長と喧嘩したのか?」
喧嘩はしてないと思う。
「喧嘩はしてないけど、今にもそうなりそうな感じ。私が悪いんだけどね。」
どう話していいのか、分からない。
「真子は組長だけを見てりゃいいんだよ。余分な事考えるからおかしくなるんだ。」
父さんはみんな分かってるみたい。
私の気持ちが揺らいでるのが、きっと分かってる。
マサさんを好きになったとかではなくて、マサさんと話がしたいだけで。
マサさんの針積めた思いを楽にしてあげたかった。