結局銀ちゃんまで龍人さんお店で、お世話になる事になってしまった。


銀ちゃんはここから仕事に通い、朝は私を龍人さんが学校まで送ってくれて、帰りは銀ちゃんが迎えに来てくれる事に。


このままずっと。龍人さんの所にいる訳にもいかないし。


どうしたら良いのだろうか、考えたても結論がでず、出るのはため息ばかり。


鉄二さんが心配して何回も様子を見に来てくれた。


マサさんは純ちゃんの容体が悪化し、殆ど病院にいるようだ。

このままでいいはずがない。


早くお屋敷に戻るべきなのも分かってる。


純ちゃんがこのまま死んだりしたら、絶対後悔するし。


同じ後悔をするなら、純ちゃんとマサさんに会ってからでいい。


何を逃げてるんだ、私は。


銀ちゃん、逃げるのはもう止めよう。


極妻真子17才、かたをつけるから、みてなさい。