銀ちゃんには私がいるから、大丈夫。


何も心配しないで。


「俺が朝田組を継いだのは間違ってなかったな。真子の事思うと、朝田組は継ぎたくなかったけど、亮平の気持ちを無視出来なかった。亮平は俺のたった一人の弟だから。」


銀ちゃんは間違っていない。


銀ちゃんが朝田組を継いだ事を、亮平君は喜んでいると思う。


極道なんか嫌いだけど、ヤクザになんかに関わりたくないけど、亮平君の思いに逆う事は出来ないと思った。


銀ちゃんの選んだ道は正しいかったと。


世間の人がなんと思ってもいい、私は極道の朝田銀平と生きて行く。


亮平君、私たちを見守ってね。


何かに負けてくじけそうになったら、銀平兄ちゃん何してんだよ、頑張ばれよって叱って下さい。