きみには笑顔が似合う。


きみの笑顔を守るためなら、なんだってするよ。


「マサさん、ラーメン美味しかった。今度、純さんに会わせて下さいね。純さんと友達になりたいです。」


ありがとう、真子さん。


人見知りの純だか、真子さんなら大丈夫な気がした。


「妹の病院へ行く時、必ず誘いますね。」


真子さんが嬉しそうに笑った。


「純さんに会えるの楽しみにしてます。その前に銀ちゃんと、仲直りしないと駄目ですね。銀ちゃんどうしてるかな。」


真子さんが若を思う気持ちは本物。


若も真子さんを愛してる。


俺は若も真子さんも好きだ。


若を思い苦しむ真子さんを見るのは辛い。


真子さんもう泣かないで下さい。


「真子さん、大丈夫ですか?」


真子さんが俺を見上げた。



ヤバい、可愛い過ぎる。


俺は思わず真子さんの頭をなぜた。


その笑顔は反則です。


若には絶対こんな姿を見せられないし。


悟られてはいけない。