「はあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁ!!??」

.....そう叫んだのはもちろん私。

教室入ったとたん知ってる顔が

1...2...3....

.....4人もいるじゃないか!!!

つか、あそこの馬鹿!!!

あんたトイレ行くっていってたじゃん。

何ちゃっかり1人だけ教室いってんのさ。

私がせっかく待ってたのに。

なんて、軽くムカついてきた私。

そんな私に話しかけてきた奴がいた。

「あっれー?みくやーん♪」

馬鹿丸出しな話し方。

そして、その声に続いて.....

「おぉ!!!みく!!!」

「みくちゃーん!どこにいたの?」

「遅いぞみくぅー!!!」

..........帰っていいですか。

帰っていいですかね?

帰っていいよね?

もう、帰りたい.....。

何?嫌がらせ?

なんで、同じクラスに馬鹿全員集合してんの!!??

「ちょっと、みくぅ?」

「うわぁーん、みくちゃんが無視するよぉ」

黙ってた私に、そんなことを言ってくる馬鹿達。

.....恥ずかしい。

声が大きいんだよ!!!

ほぼ全員こっちむいてんじゃん!!!

あぁ、ダメだ

穴があったら入りたい。

そんで、入る途中に足を滑らせて落ちて死にたい。