「ハルぅ〜。」
向こうの方から声が聞こえる。
さっちぃだ。
「どうした?さっちぃ。」
ハルが返事をした。
さっちぃは昔っからの友達で、
幼なじみ?みたいな物だ。
「あのさ、あのさ、俺、
ハルと同じクラスだぜ!」
さっちぃはとても嬉しそうだ。
「うん。よかっな。」ハルが言う。
「何だそのどーでも良いような言い方!」と
さっちぃが悲しそうな顔をして言った。
「ちげ〜よ。」