「う、うん。」

「言われるまで気づかなかったよ(笑)

ありがとう。」


そういうと直樹兄ちゃんは私の頭を優しく撫でてくれた。


「えへへ(笑)」

それからもう一つ。
最近の直樹兄ちゃんも、
前より優しくなった。
二人のお兄ちゃんに似てきたような気がする(笑)

言うと、怒られるかな(笑)

「なに笑ってんだよ―」

「なんでもない―!」


こんな……
この時間が、私にとってすごく温かい時間だった。

これからもずっと、
変わらないことを
心から信じて―……。