「あ……すまん!
実は同い年の娘がいて結構、娘に似てるからついな。」

「そういえば、
苗字、一緒だよな?
顔も……なんか結愛チャン、担任で顧問のこの先生に
なんか似てない?」

なにこの最低男…
藤森冬也……
勘がめちゃめちゃ鋭い!
私が固まっていると……パパはなんかすごく真剣な顔をし始めた。

「なぁ、藤森…
気のせいじゃないか?
たしかに苗字一緒だし…そう思うのは分かるが……

俺と横峰さんは…、他人だよ。」

「他人、ねぇ……?」

「まだ信じないか?」