「告白されちゃった…」


帰り道、立ち止まって

瞬きもしないまま

キミを見つめる


「もちろん、断ったよ?」

"断る"以外の

選択肢があってたまるか



ばつが悪そうに

俺を見るキミを見て、気付く


…キミは背が小さいから

どんな男も

見上げながら話すしかなくて

それが、

自然と上目使いみたいになって

とても可愛いこと


本人は気が付いていないけど



わかってたよ

俺以外にもキミを

好きな人が他にいるって