「俺なりの決着をつける」 そのまっすぐな瞳と言葉に私も思わずうなずく。 「け、決着!?だめだよっ。関わっちゃだめ」 「これで終わりだから、見とけ」 終わり? これで大杉との関係は終わるんだよね。 それから何時間経っただろう。 明るかった空はいつしか暗くなっていた。 ただ私の目の前に広がる光景に瞬き一つ、できなかったんだ。