人はなぜ《比較》するんだろう?



人はどうして比べるの?




それ1つなら、

大きいか小さいか

軽いか重いか

美しいか美しくないか

そんなこと分からないのに。



もう1つ別のものを並べれば、嫌でも違いが見えてくる。



きっとそれが《比較》。





そして、この世の中には数え切れないものがあって、数え切れない人がいる。



たとえそこにあるのが1つでも、今度は“一般”との《比較》で測られる。




比較しすぎることは、苦しみしか生まないよ…。




でも、このつまらない行為に縛られた私は、それを断ち切ることもできないんだ。