「兄さん?入るね?」


部屋に入ってきたひなは頭を下げる


「さっきはひどいこと言って、ごめんね?あと・・・ハイッキックも・・・。」


「え、あ いや、俺の方こそ、その・・・ごめん」


「良いの。でも、これからは勝手に持っていったりしないでね?その、言ってくれれば・・・その・・お古で良かったら・・・・・はわわ/////な、なんでもなーい!」


「・・・・。」


苦笑いの勇輝


(・・・。な~んか、つまんないわね~。私に文句言うだけ言って、そっちはそっちで仲直りしちゃってさ~ よーし♪ちょっとイジワルしちゃえ♪)


「勇輝お兄~ちゃん♪ シャルロットと遊んで~♪」


「!?」


「あら?何かしら」


ひなが辺りを見回す


「き、近所の子供じゃねーのか?」


「でも、ゆうきお兄ちゃんって聞こえたけど・・・」


「よ、よくある名前だしな! ほらぁ、女でもゆうきっているだろ!?」


そう言ってひなの顔をつかみキョロキョロするのをやめさせる


「・・・。でも、お兄ちゃんって・・・」


「あ、あぁ~あぁ~ひなぁ!!」


「な、何よ兄さん」


びっくりして身を縮こませる


「きょ、今日の髪型ぁ! かわいいよなぁ~」


「え? あ、うん。ありがと兄さん」


「なんか、ツヤツヤだし、良い臭いするしw ちょっと、触らせてくれよ」


「えぇ!? うぅ、うん。ちょっと、だけなら・・・」


そう言って適当に頭を撫でるように触る勇輝


(に、兄さんから頭撫でられると、嬉しいかも////// あぅ~ずっと、撫でられたいよぉ~><)