*放課後*
二人がトコトコと道を歩き直斗との待ち合わせ場所であるファミレスに着いた。
ファミレスに入ると、すでに直斗は来ていて手を振っていた。
直斗『翔太~こっちこっち!!』
翔太達は直斗がいる所へ向かった。すると…
直斗の横に座ってたのは如何にもキャバ嬢で働きそうなギャル系の女が制服を着て偉そうに座っていた。
直斗『二人ともとりあえず座れよ!!』
翔太達は渋々座った。
直斗『二人とも何飲む??』
翔太『直斗…それより、友達紹介するんじゃないの??』
直斗『あーそぉだった!!コイツ!!南條麻莉華(なんじょう まりか)!!俺の高校のダチ♪』
と言いながら南條は翔太の顔をじっーと見つめた。
麻莉華『…』
直斗『んで!麻莉華の真っ正面に座ってんのが、矢野翔太!その隣りが彼女の霜月千鶴ちゃん♪』
翔太とちづが麻莉華にペコッと頭を下げた瞬間…
麻莉華が思いもよらない言葉を発した。
麻莉華『…彼女?フッ…この女キモくねっ??』とちづの方に指を指し笑いながら言った。
直斗『おぃ…お前…何いってんの?ごめんねっ!ちづちゃん♪こいつ…』と直斗が話ていると…
麻莉華『あんた!!自分が可愛いって思ってるだろ!?』
ちづ『そんな…自分が可愛いって思ったりしてない!むしろ…周りの人達の方が可愛いって思ってる。』
麻莉華『またまた!そんな事言って本当は…自分が可愛いって思ってんだろっ!?可愛くないくせに!!こーいう奴って自分可愛いくないとか言って彼氏に縋り付くタイプの女なんだろっ!化けの皮剥がせや!!』
翔太『おぃ!それ以上俺の女の事いうなら例え女でも許さねぇぞ!』と翔太は今までにないくらい恐い顔をしている。
麻莉華『…ちっ!』
翔太『…悪いケド俺ら帰るわ。俺の女の事を悪くいう奴と仲良くやって行こうなんて思わねぇし。ちづ帰るぞ。』
翔太はちづの手を引きファミレスから出て行った。