「ただいまー」



尋がだるそうに言う。



「あっ尋!今日テスト帰ってくる日
でしょ!テスト見せなさい!!」



尋の母さちこが言う。



「別に期待する点数じゃないから
大丈夫だよ。」



尋はバッグから1枚のテストをとりだし
早々と自分の部屋がある2階へと
行った。