「ばっ・・・そんな低レベルじゃねぇよ。25点だしっ!」 「あっ。引っ掛かった引っ掛かった。お前ってほんと乗せられやすいよなぁ。」 「あーっ!!武のバカ!!」 2人は笑いながらいつも登下校している。 「んじゃあ・・・明日な。少しは勉強しろよな。」 少し笑いながら言う。 「うるせー。勉強してるわ。んじゃあな。」 尋は苦笑いで返し武とは違う方向で走りながら帰る。 少し走った所で尋はふと立ち止まった。