言えない悔しさ
もどかしさ

結華への気持ち

酒の助け



もう何が何だかわからずに、俺のテンションはおかしくなった。



とにかくヤケクソだ!!





甘いラブソングを結華の為に歌う

少しでも君に届くように



「直輝ー!かっこいいよー!」


結華……
そんな事言われたら俺もう……





結華はもうかなり酔っているのか、甘えるような瞳で俺を見つめる。



やばい……

好きだ……






「結華歌いまーすっ!」


結華の歌うラブソング

俺の為?なんて……一人で舞い上がる。




俺には歌声までもが天使の歌声に聞こえるよ……





「あにゃたに%*@£♪…」


「……………」



「!?」



結華の瞳からこぼれ落ちる一筋の涙……



「結華?」



「……………」



結華は力を無くすように俺の膝に倒れ込んだ。