「そのことなんだけどさ、今、莉緒ちゃんヒマ?
もしそうだったら俺ン家こない?」



「うん、いいよ。ヒマだし」




私は家に行く理由も聞かないままヒロ…とか言う男の誘いにOKした。





電話で道を教えてもらいヒロの家に着いた。



ピンポーンっとヒロの家の前でインターホンを押すと急いでヒロは出てきた。




「待ってたよ」



そう言われ肩を抱かれながら家の中へ連れて行かれた。





リビングへ行き、特に何をするわけでもなくただ二人でレンタルしてきたDVDを見ていた。




そして、ようやく見ていたDVDも終わって隣にいるヒロに言った。





「ね、今日はどうしてここに私を呼んだの?」